赤いネオンと蛍光灯の緑がつくり出す幻想的な世界。レトロフューチャーな雰囲気の有楽町。
有楽町の新名所「イトシア」側からビックカメラ側に抜けるガード下のヒトコマです。
この日の写真の撮り始めに近いタイミングで撮ったヤツです。
有楽町というのは、有楽町マリオンや最近オープンしたイトシアのある辺りは良いんですが、すぐお隣の銀座や日比谷に比べてあまり上品じゃないというか、再開発からやや取り残された汚いエリアっていうイメージがあります。
とくにこのJR有楽町駅のガード周辺は、いつまでも変わらぬ汚さといいますか、垢抜けなさがある種の味になっているエリアですね。
ビックカメラがオープンしてからは、なんともちぐはぐな下品度も加わり、写真を撮るにはもってこいの場所かもしれません(ほんとに)。
ちなみにネタ明かしというわけではないんですが、8月11日のエントリーは、この写真の右端側の場所を撮ったものです。
この写真を撮った後で「あそこかっこいいな」と思って近づいていった感じですね。
ちょっとエッチっぽいポーズの女性も、ちっこく写ってたりします。
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立ち食いソバ屋の風景です。
ガード下にある立ち食いソバ屋で、ソバを手繰っている男性です。
立ち食いソバはふつうに定着した文化になっていますが、最近は立ち飲み屋もチラホラと見えるようになってきましたね。
こっちは不景気というよりもレトロ志向なのかなぁ。
30〜40台の男性だけでなく、若い女性もけっこう見かけるし、「汚くてざっかけない風」の飲み屋って感じなのかもしれないですね。
おつまみも自販機で勝手に買ってね、みたいな飲み屋もありますね。
じつは、この写真の手間側に、この柱の根本を住居としていらっしゃる方が寝ているんですよ(シルエット化した頭がチラッと写ってます)。
で、最初は、「寝ている人がいて、その向こう側に立ち食いソバ屋」っていう構図で考えていたんです。
なんか不景気の縮図みたいな写真になって面白いかなぁって。
ただ、露出を測ってみたら寝ている人を写そうとすると立ち食いソバ屋がまばゆいばかりに明るく飛んじゃうし、立ち食いソバを撮ろうとすると、寝ている人が潰れちゃうしの二者択一だったんですね。
で、5秒ほど悩んだんですが、天国のごとく光り輝くソバ屋の前で寝ているホームレスの写真が面白いとも思えなかったので、こっちにしました。
by maharaja-king
| 2009-08-14 18:20
| 銀座・丸の内