
良い具合に汚れたガラス越しに撮れるアングルだったので、望遠で圧縮気味に、かつ、ややアンダーで、マルボロの広告っぽい写真を狙ってみました。
しかし、M8もエルマリート135mmもまだ買ったばかりで、感じが掴みきれていません。もうちょいいろいろ試してみないと。

6頭の子豚たちによるレース。
一生懸命走っているかと思うと、隅っこで砂を掘り始めたり、けっこうマイペース。
エルマリート135mmはまだ評価中ですが、発色もなかなか素直で、けっこうシャープな絵をつくるように思えます。
大きいは、重たいは、眼鏡からビームでも出そうな見た目だは、といったささいな欠点を気にしなければ、非常に使いでのあるレンズだと思います。まあ、とてもLeicaには見えないスタイリングになりますが。
働く牧羊犬をもう一枚・・・

休憩所でノラネコが昼寝してました。
オサワリもOKな、サービス満点の猫。
もしかして、夜な夜な牛や羊を襲おうとして失敗しているのかな〜とか想像すると、みょうに可愛く思え、つい撮ってしまいました。

ふだんスナップなどを撮っていると、90mm程度の望遠まであれば十分なんですが、もっと長い玉が欲しいシチュエーションがいくつかあります。
そのひとつが動物。
というわけで、財布握って銀座に行ってきました。
候補としては、ヘクトールとエルマー、それにエルマリートの135mmだったのですが、お店でいろいろ試させてもらった結果、M8でヘクトールとエルマーの135mmは無理。ピントの歩留まり悪すぎます。
で、買ってきたのがエルマリート135mm眼鏡付き。1.4倍の眼鏡のおかげで、フレーミングもピント合わせも非常にやりやすく、ほぼピントを外すことがありません。
135mmにf2.8なんて開放値は被写界深度浅すぎて使えないだろうと思っていたのですが、開放でもほとんど問題なし。
他の動物も2枚・・・

エルマリート135mm/f2を手に入れた記念に、マザー牧場に行ってきました。
マザー牧場では、1日に何度か、動物たちの大行進をやってまして、これは150頭の羊による大行進。
行進というより突撃といった方が似つかわしい迫力でした。
他の動物も突撃・・・2枚

南禅寺にあるローマ水道のような疏水。
本当はパンフォーカスで撮りたかったのですが、紅葉と疏水の距離が微妙。
紅葉を被写界深度の前方側ギリギリに、疏水を後方側ギリギリに入れるようがんばってみましたが、紅葉が近すぎて無理・・・。
地面に仰向けに寝そべって、すこしでも紅葉までの距離をかせいでみましたが、やはり疏水がややアウトフォーカスしてしまっています。もう少し明るければ、もう1、2段絞って被写界深度の中に全部たたみ込めたんですが。
残念。

「日本を表すビジュアルは何か?」と聞かれたら、富士山か金閣寺が1、2位を争うんでしょうね。たしかに、金ピカで誰が見ても分かりやすいお寺です。
かくいう私も金閣寺が大好き。
子供の頃は、本当に金でできているのかと思ってました。
そして「金閣寺」じゃなくって「鹿苑寺」が本当の名前だと知ったのはごく最近。
それにしても、すさまじい人出な上に、日本語が聞こえないほど外国の方が多数派でした。やっぱ、日本を代表するビジュアルなんですねぇ。

修学旅行生が何組いたでしょうか。
学生服であふれかえっていました。
そんな彼らを見て、大人になってから、いったい何人がここで見たものを憶えているのかな〜と考えてしまいました。私は、中学時代、たしかに来たはずなのに、まったく憶えていませんでした。
やっぱ、中学、高校では無理せず、もっと年齢にあった場所に連れて行ってあげた方が良いんじゃないかな。
京都は大人になってから、みたいな。